第639回 新企画(9月 2年目) [ワイン]
その月にあうワインやシャンパーニュを毎月第一土曜日に独断と偏見で紹介する、 という趣旨の新企画も早2年目を迎える事となりました。 今月も一週間遅れての記事のなってしまいましたが、1年間支えてくれた皆様にまず御礼申し上げます<(_ _*)>
そんな2年目のワインは、
最近、EU諸国でコルクを使用しないスクリューキャップ式のワインをこれから出荷していく事で合意した事は聞いていましたが、今回のワインを含め結構スクリューキャップ方式のワインが見られる様になりました。 スクリューキャップ式の注意ですが、スクリューキャップを閉めて置けばまた翌日も美味しく飲めるなんて簡単に思わない方が良い事です。 コルク式であろうとスクリューキャップ式であろうと、空気酸化の問題は避けられず、翌日でも美味しく飲めるワインはかなり限られています。 (こう書くと高いワインなら翌日でも美味しいのだろう と思う方も多いが、そうでは無く、そのワインの濃縮度による事に留意したい。 高級ワイン程翌日までとって置けない物です)
LES OCRES (レ ゾークル) 2007 VdP ヴォークリューズ
使用ブドウ品種 グルナッシュ、シラー、カリニャン、サンソー
料理は南仏産ワインに合わせて、南仏の野菜の煮込み料理=ラタトゥイユ をチョイス。
VdPワインはA.O.Cワインより劣る事が多いのが実情ですが、特に南仏のワインにA.O.C格付けを行わず、この形式をとる事が多いです。 実際にこのワインは南仏(ヴォークリューズ)産です。
まず、色としてはやや濃い赤色。 香りはややアルコールを感じさせ、その中にブドウの香りが混じっている感じ。 飲んだ感じはややスパイスを感じさせるものがあり、4つのブドウがブレンドされている為か、複雑な果樹味がある。 やはりアルコール度数は高めだが、それを感じさせない程のフレッシュさをたもっている。 そんな感じのワインです。
さて、話は変わりましてスクリューキャップ式のワインだと安そうに見えるかどうか・・・ なのですが、ミラクルヴィンテージと呼ばれる2005年物のボルドーでもスクリューキャップ式のワインは見られたのでコルクは過去の遺物になる可能性はあると思います。 ただし、シャンパーニュは難しいと考えますが・・・。
こんばんわ☆
いつもワイン、詳しいですね♪♪
※リラックマアップルパイ、ローソンに売ってますよ(●^o^●)
by qoo2qoo (2009-09-12 23:37)
スクリューキャップ・・・、何だか風情がないですね~(^_^;)。
保存性がよくなるのかと思ったら、そういう訳でもなさそうですね。ワインはなるべく1回で空けてしまうのがいいのですね。
by のろ (2009-09-13 08:27)
こんにちは、ネオ・アッキーさん
楽しみにしているワインの回、拝見出来て嬉しいです
そうですね、先日はそういえばスクリュータイプのワインを飲みました
味も素っ気もないな〜なんて言いながら友人と飲みました
これからは増えていくんですね、ちょっと寂しい・・・
今回もワインも美味しそうですが、添えているラタトゥイユが美味しそうです
お手製なのですか??
by たぃ (2009-09-13 17:07)
1周年、おめでとうございます。
スクリューキャップのいいワイン増えてきましたよね。
最初は違和感あったけど
違うんだなぁって感じている最近です
by sak (2009-09-13 23:29)