第４２９回 いつも思う事ですが・・・。

　　　　　　　　　僕は普段自分の患った難治性疾患の話題をあえてあまりしない。　それはいくらか訳もあるが、一番の理由が病気の話題はどうしてもネガティブな感じがするからであるし、それは、この病になった原因が最大の問題で、その事は結局幾らか私怨を含むものであるからだ。　　　

　　いつも思う・・・。　　と言ってもこの様な難治性疾患を患ってからではあるが。　　　てな感じでゴー

 

　　　

　　　　麻酔科、ペインクリニック、疼痛緩和ケア　　　これらの言葉からどの様な事が想像出来るだろうか？

 

　　　ほとんどの人はおそらく無縁と思うだろうし、少なくとも歳をとってからしか縁の無いものだと思うだろう。

 

　　　そう、思うのは想像出来る。　自分もこういう「慢性疼痛」なんて厄介な病に苦しむ前には、そう思っていた。　特に僕はそういう系統の大学にいたわけで、麻酔とは無縁なのが当たり前に良いと暗黙の了解というものがある。

 

　　　確かに、素人考えでも麻酔科→手術の時位しか用いらないものだと思って当たり前だ。

 

　　　だが、この病は先天的では無く、後天的...      すなわち、今まで何ともなかった所がいきなり「痛み」しかも、絶対になった人にしかわからない「痛み」が２４時間、永遠に続くのだ。

 

　　　僕は、腕がどうにもならない「痛み」に襲われた。　　通常使われる鎮痛剤の中では作用が最も強力とされるジクロクフェナクで「痛み」が取れない。　これは間違いなく普通ではない。　

 

　　　そうなると麻酔の出番となる。　　　しかし、当たり前のことだが、麻酔薬はあくまで一時的にしか使用出来ず、問題解決とは程遠い。

 

　　　　今回、僕が「いつも思う事」とは、２４時間絶え間ない痛みに襲われているという事が中々理解されない事だ。　その原因はおそらくは「痛み」は測れないものだからだと思う。　結局、患者の訴えが全てとなる為当然誤解も多いのだろう。　

 

　　　　なので、バイタルサイン（生きている証）のなかで有一計測し、数字化出来ないもの・・・。　

 

　　　　　それは「痛み」しか無いのだ。　　なのでそれを計測出来る機器の開発が望まれる。

 

　　　（他の４つ、「血圧」「脈拍」「呼吸数」「体温」は全て個人レベルで計測出来る機械がある事がわかると思うが「痛み」だけは計測出来る機器は一切無い）

 

 

　　　　　Incurable　disease       の二次被害・・・。　　それはやはり理解されない事に苦しむ事に間違いないだろう。

 

 

　　　　　と今回はかなり久し振りに自分が今患っている病についての話題でしたが、、、

 

 

 

　　　　　　　～　　　　ネガティブになると　　猫背になる　　”なんてこった！”　　　　～

　　　　　　　　　　　

　　　　

 

で、ガンバランスdeダンス　　　　　

コメント 9

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痛みの説明って、どう言ってもやはり本人にしか分からないので、
これが数値化できると嬉しいですよね。
私は、頭痛で苦しむことが多いですが、医師に説明する時に
「がんがん」「ちくちく」「ずきずき」など幼稚な言葉しかないのが
悲しいです。ものすごく痛いのにね。
by くっきもんちゃん (2008-05-27 14:35) 

ほーーんと、ネオ・アッキーさんのいうとおり。
この病になって、ジクロクフェナクがよわっちーことに気がつきました＾＾；

痛みって、本当に難しいです。
もう慣れたけど、精神的っていわれるのが、腹が立ちます。
今日も言われちゃいました。アハハ・・・。
by まめ (2008-05-27 15:21) 

世の中にはいろいろ病気があるものですね。
でも、この話は最初ころからブログを読んで見ないとコメント難しいかも・・。
by 新・タビネズミ (2008-05-27 20:11) 

　あんぱんち～さんnice!ありがとう御座います！
これからもよろしくお願い致します。
by ネオ・アッキー (2008-05-28 07:17) 

　くっきもんちゃんさんnice!＆コメント真にありがとう御座います！
痛みの説明は確かに難しいですよ。　やっぱり本人しかわからない部分が多すぎるのだと思います。　麻酔科ではどれだけ痛いのかじょうぎ？　みたいなのを渡されて（１～１０）段階で、色々な麻酔薬を入れた時痛みがどの位変化したか、（たとば最初は８位でしたが、今は５位ですとか）言う事が一般的です。　でも１０を超えることもざらで、１５位痛いです。　とか言うのですよね。でも多分ほとんど伝わらないのが現状です。
やっぱり「痛み」を数値化出来る機器の開発を頑張ってもらいたいです。
by ネオ・アッキー (2008-05-28 07:28) 

　まめさんコメントありがとう御座います！
ジクロクフェナクといえば、高熱も痛みも「普通」なら簡単に吹っ飛ばしてくれますけど・・・。　「胃」が＋「痛く」なるだけでち～っとも「痛み」なんか取れませんよ～　　最初整形に罹った時、ジクロクフェナクで「痛み」も取れてよ～く眠れるようになるよ～　なんて言われましたが、ど・こ・が　(-_-ﾒ)
で、これ絶対神経損傷だろ～　と思って自分から麻酔科探して、結局今に至るみたいな感じですから。

まめさんのおっしゃるとおり、精神的だよ。　なんて軽く言われる事も多々ありますからね。　（無論そうでなくて一生懸命「病気」を診てくれる医師もいますが）　そんなに精神的だっていうのなら手にある三大神経を損傷するとなるという仮説がアメリカではあるので、是非その仮説を証明する為に人柱になって頂ければ、文句もなにも無いですけど（笑）
さらに三次的被害と言えば「保険の利かない」治療・・・。　これいくら掛かるのか、これも治療受けている人しかわからないだろうなぁ～　
と、なんか毒吐いてますが(^_^;)
by ネオ・アッキー (2008-05-28 07:49) 

　新・タビネズミさんnice!＆コメント真にありがとう御座います！
そうですね～　 新・タビネズミさんのおっしゃる通り最初の頃からこのブログ読んでないと僕が難治性疾患で・・・。　という事はわからないと思いますね。　最近、その様な話も書きませんし、まず、その事をこのブログ自体全面に押し出していませんからね。
ただ、本当に採血と点滴など「針」には気をつけた方がいいですよ。　ちゃんと気をつけている病院は増えてきてはいますけど。　刺す部位を間違えたら、ホント人生変わっちゃいますから。
by ネオ・アッキー (2008-05-28 08:01) 

私はブログの説明部分で
「広汎性発達障害」と書いていて
自分の障害のことを大々的に言っています。
それは、どこか心の底に「障害だから・・・」と
出来ないことの言い訳として障害を利用しようとする
気持ちがあるのだと思います。
そういうところがないネオ・アッキーさんは偉いと思いますよ。
もっとも私の場合は障害だろうが何だろうが
とにかく社会復帰しなければというところまで追い詰められていますが。
by gakan (2008-06-03 15:25) 

　gakanさんnice!＆コメント真にありがとう御座います！
僕が思うのには人間「言い訳」も大切だと思います。　言い訳が出来る方が自分を追い込まないので、それはそれで生きていく為のコツだと思うからです。
今、経済が荒れている事の影響も多々あるでしょうから、じっくり時を待つのも大切だと思います。　心に足枷をあまりかけないようにして下さいね。
by ネオ・アッキー (2008-06-26 23:21)