第156回 天然の鎮痛物質? [健康]
天然の鎮痛物質としてはオピウムが良く知られていますが、あまり「法」にうるさくない物質は無いのだろうか!? てな感じでゴー
で、やっと見つけたのが
「フェニルアラニン Phenylalanine」
です。
しかし、この「フェニルアラニン」 聞き慣れないですねぇ。
ん? そういえば「ダイエットコーラ」に入っていた様な・・・。
で、確認してみると
ありましたよ! 「L-フェニルアラニン」が
と、いうことは「ダイエットコーラ」で除痛可能!?
所がそう簡単では無い「いたみ」の世界!
「フェニルアラニン」でも当然*「ラセミ体(対掌体)」=「D体とL体」がある
*説明しにくいが左右の手とか靴とかをイメージすればわかりやすいかもしれない。 すなわち同じものであるが重ならない。この対を対掌体とかラセミ体とか光学・・・体とよぶ。
で、どうやら「いたみ」に有効なのはD体である「D-フェニルアラニン」らしい。
やはり「不思議」だ。
何が不思議かと言うと
「通常」「アミノ酸」の「D体」は利用されないと言う点です。
話が逸れますがダイエット薬として
「L-カルニチン」
と言う「アミノ酸」を聞いた事はないでしょうか?
ならば「当然」「D-カルニチン」もある(というか生成される)はずですが、先ほど述べた様に「通常」「アミノ酸」の「D体」は体内での利用価値がないので「D-カルニチン」を取り除いて「Lーカルニチン」と言う「形式」で売っています。
話を戻しまして、どうして「オピウム(モルヒネ等)」が鎮痛薬になりうるか? ですが、「人間」の「脳」
が植物の成分を受け入れる為の「レセプター」をわざわざ用意している訳ではありません。 「オピウム」が「脳内」由来の「鎮痛物質」
「エンドルフィン」
に似ているので「レセプター」が間違えている! だけです。
そこでこの 「D-フェニルアラニン」はこれらの「鎮痛物質」を「分解」する「酵素」を「阻害」する為、結果として「鎮痛物質」が「脳内」に増えて「いたみ」を感じにくくする!
という「メカニズム」ですが重大な欠点が・・・
どうやって「Dーフェニルアラニン」を入手するのか!?
やはり問題山積みです。 (要調べ)
てな感じで今回もシリアスな話題だったので
~ そしてガンバランスdeダンス(go! go!)
そんでもってシリアスも⇒リラックス(プリッキュア~) ~
で、ガンバランスdeダンス
コメント 0
コメントの受付は締め切りました