ボジョレー・ヌーヴォー解禁日と本ブログ開設13年目突入 [ワイン]

                   本日、ボージョレ・ヌーヴォー解禁です!





         ボージョレ地区はブルゴーニュ地方最南端の地区で、面積は最大。 ゆるやかな丘が続く。 ガメ(イ)種から造られるフレッシュ&フルーティな軽快な赤ワインを産する地区です。

   毎年11月第3木曜日に解禁されるボジョレー・ヌーヴォー は地区生産量の約三分の一で、A.O.C.ボージョレとA.O.C.ボージョレ・ヴィラージュ、A.O.C.ボージョレ+コミューヌで造られています。

  Crus du Beaujolais(クリュ・デュ・ボージョレ) は10 Crus あります。



   北から南へ、Saint-Amour(サン・タムール)、Juliénas(ジュリエナス)、Chénas(シェナス)、Moulin-à-Vent(ムーラン・ア・ヴァン)、Fleurie(フルーリー)、Chiroubles(シルーブル)、Morgon(モルゴン)、Régnié(レニエ)、Brouilly(ブルイィ)、Côte de Brouilly(コート・ド・ブルイィ)

  

 

      の10のCrusで生産されたものが(クリュ・デュ・ボージョレ)となるわけです。 因みにヌーヴォーはボージョレ地区では赤とロゼしか承認されていません。 では、何故、白のヌーヴォーが存在するのかですよね・・・。 良く産地をみてみるとBeaujolais(ボージョレ)ではなくMâcon(マコン)となっているはずです。 (因みにブドウの品種はシャルドネ)

 

 

    何年か続けて飲んでいたフランスの名門レストランTAILLEVENT(タイユバン)のセレクト品は既に完売の為今年も引き続き<ドメーヌ・ラ・プレーニュ>ボージョレ・ヴィラージュプリムール Beaujolais Villages Primeur Domaine de La Plaigne と、<ドミニク・ピロン> ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー Dominique Piron Beaujolais Villages Nouveau  にしてみました。 (Primeur (プリムール)とは、はしりのワインという意味で、ヌーヴォーと同じ意味です)

              

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      樹齢40年以上の木から出来たブドウを全て手摘みしているらしいです。 Régnié(レニエ)村で4代にわたり100年以上ワインを生産している造り手によるものです。 ほろ酔い猫の可愛らしいラベルも良いと思います。

 

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        ↑  今回のボージョレー・ヌーヴォーに合わせた料理は、フランス人直伝のラタトゥイユ(Ratatouille)と、オーブン故障で作れなかった、Quiche Lorraine(キッシュ・ロレーヌ) が、再登場!早速、ボージョレに合わせてみました。実はQuiche Lorraine(キッシュ・ロレーヌ)の具はベーコンのみなのですが、それを知るフランス人は少ないようです。 タマネギを加えた方が味に深みが出るそうです。 ラタトゥイユ(Ratatouille)と共に、手作りしてみました。 あと、フルムダンベール A.O.P のナチュラルチーズとLe Brie(ラ・ブリー) A.O.P の2種のチーズの盛り合わせ、生ハムの盛り合わせを合わせてみました。 あとお惣菜として2品、「カルボラーナのクレープ包み」「生ハム・ソーセージ・チーズの鶏肉巻き」をボージョレ・ヌーヴォーに合わせました。

 

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  <ドメーヌ・ラ・プレーニュ>ボージョレ・ヴィラージュプリムール(Beaujolais Villages Primeur Domaine de La Plaigne) を飲んでみた感想は、色調は紫がかったルビー色で、味はフルーティーでちょっとタンニンの渋みも感じられます。 またMC(マセラシオン・カルボニック製法)で造られている為、キャンディのようなチャーミングな香りがしました。 (左側です)

 

     <ドミニク・ピロン> ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー (Dominique Piron Beaujolais Villages Nouveau)を飲んでみた感想は、流石、クリュ・ボージョレの中でも、もっとも力強く長期熟成型とされるモルゴン村(Morgon)のものだけあって、ガメイ種にしては濃厚なニュアンスが感じられました。(右側です)

 

   総じて、2018年のボージョレ・ヌーヴォーは、天候が良かったせいか、甘みも感じられ、良い出来に仕上がっていると感じられました。 某Iデパートでは、<ドメーヌ・ラ・プレーニュ>ボージョレ・ヴィラージュプリムール(Beaujolais Villages Primeur Domaine de La Plaigne)は予約販売だけで終了してしまった程の売れ行きだったそうです。

 

      最近では、ボジョレー・ヌーヴォーは、バブル時期の過去の遺産など言われますが、世界中では新酒を祝う習慣のある国も多く、そういう意味では、 ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日を祝う事は意味のあることだと、私は思います。

 

     話は変わりますが、2006年11月11日が曽根風呂開設日で曽根風呂も開設13年目を無事迎える事ができました。 ここまで長く続けられたのも皆様のおかげだと感謝しております。  これからもよろしくお願い致しますm(._.)m

 

   でも、この13年目に達するまで色々な事がありました。 2006年当時を知っている曽根風呂ガー様も今では数える程ですし・・・。 (やめられてしまった方も多いですね・・・ 最近特にそう思います) 本ブログも開設当時とはかなり?趣旨が変わってしまいましたが、その内、趣旨も元に戻そうかと思案中です。 まぁ、色々な風呂ガーの方々がいらっしゃったのは確かです。  写真なども先輩の風呂ガー様の真似をして画質向上に力を入れてきました。 今後も色々研究して、更なるブログの質の向上を図っていこうと思っていますのでよろしくお願い致します。

 

 

 


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