第618回 再びm2tsの話 Vol.2 [デジタル物]
前回、TMPGEnc Xpress 4.0 を用いて、メインムービーと思われるm2tsファイルをmpeg4/AVC (H.264形式) にエンコードすれば良い・・・ という話で終わってしまいました。 それでは実際にやってみる事にします。
サイズと時間からこれがメインムービーだと思うので早速エンコードしてみると・・・ ?
TMPGEnc Xpress 4.0 に音声のみのファイルは駄目・・・ とはじかれてしまいます(>_<)
容量的に考えて、音声のみ・・・ という事は無いはずですが、 複数の言語を収録している関係上こうなってしまうと考えられます。
それならば、基本的に単一音声のみ収録されている可能性の高いアニメBlu-ray ですと・・・
問題無くTMPGEnc Xpress 4.0 は読み込めました (^_^;)
TMPGEnc Xpress 4.0 の設定ですが、上記の様に「アスペクト比率」 は16:9 にする。 「フレームレート」は29.97 fps プログレッシブ にする。 ここからが大切で、 レート調整モードは1パス 可変ビットレートを選択。 (時間を惜しまないのなら2パス 可変ビットレートを選択しても良い 正し、所用時間は単純に倍になる事に注意) PS3でmpg4/AVC (H.264形式) の動画を視聴するには4GB未満にしなければならないので、 赤枠で囲った部分を見ながら、「平均ビットレート」の値を下げていきます。
そうしたらエンコードを開始します。
残り7時間以上になっていますが、実際は3時間程度でエンコードは終わりました。 (勿論パソコンの環境に依ってこれより早い場合や遅くなる場合があります。 又、前述した通り2パス 可変ビットレートを選択した場合、単純に倍の時間がかかります)
これでHD環境で問題無く視聴出来ます。 ただ、こんなにビットレート下げて動画は汚くならないのか? と心配される方もいらっしゃるかと思いますが、可変ビットレートのおかげで、動画が際立って汚くなる事はありません。 そもそも1920×1080 の解像度の事もあってDVDとは段違いの綺麗さです。 (最も動画の綺麗さのレベルは人それぞれなので気になる人は気になるかも・・・。 HDTVでもフルスペックハイビジョンに対応していないTVなら解像度を1280×720 にする方法も有効。 どうせ1280×720までしか対応出来ないので)
ただ、今回問題であった、複数言語が含まれているBlu-ray の場合どうすれば良いのか? という疑問は残ります。 それを今度は調査してみたいと思います。 なんと言うか次世代動画プロファイル形式のm2tsやtsファイルは複合プロファイル形式(映像と音声のフォーマットの違いを問わない)なのでかなり厄介だとは感じますね(^_^;)
*注意* 本記事はAACSの解除を進めるものではありません。 あくまで知的好奇心を満たすものです。 AACSを解除した場合何らかのトラブルを起こす可能性もあります。 また記事管理者はいかなるトラブルの責任を負いかねます。
ここは色々勉強になります。
コメントありがとうございました。
by shinwa (2009-06-21 07:35)
むつかしい・・・^^;
by Baldhead1010 (2009-06-21 07:51)
щ(゚ロ゚щ) オーマイガーッ!!
by ダー (2009-06-21 09:39)
エンコーダーは色々ありますよね
最近、私もさっぱりやっておりません・・・・
いつもご訪問ありがとうございます☆
by やまがたん (2009-06-21 10:50)
...ツッコミどころが(汗汗)
by スネ雄 (2009-06-21 11:00)
こんにちは
難しいけど内容は何となく解ります^^;
いつもご訪問ありがとうございますm(_ _)m
by bigbang (2009-06-21 11:01)
むむむ(^_^;)。難しい~・・・。
by のろ (2009-06-22 09:55)