第310回 以外と知らないHi-Visionの落とし穴 [デジタル物]
2011年7月24日に完全地上波デジタル化放送になりますが、現在主流の液晶テレビですがフルスペック ハイビジョン 液晶テレビと 普通!? のハイビジョン 液晶テレビの二種類がありますが・・・。 てな感じでゴー
先から結論を出してしまうと高くてもフルスペック ハイビジョン 液晶テレビ (1080 Full HD) を購入すべきです。
そうでないと次世代DVDに完全対応出来ず、ヘタをすると「買い替え」というとんでもない事態を招きかねません。
一部最初のころHDMI端子(High-Definition Multimedia Interface(ハイ-デフィニション マルチメディア インタフェース ) を装備していない液晶テレビを購入してしまった方・・・ お気の毒にとしか言いようがありません。
HDMIは映像と音声を一本のケーブルでスマートに接続できる端子などと軽くうたわれている場合もありますがそれ以上の「意味」があります。
それは著作権問題に由来するものです。
HDMI端子が無い液晶テレビの場合HDCP (High-bandwidth Digital Content Protection system (ハイ-バンドワイス デジタル コンテント プロテクション システム)
*決して(High-Definition Capable Display (ハイ-デフィニション キャパブル ディスプレイ)の略ではなくあくまで著作権保護技術であることに留意*
に対応していないディスプレイの可能性も否定出来ません。
次世代DVD(Blu-ray Disc HD-DVD) はDRM (Digital Rights Management) と言う著作権保護技術が必ず搭載されています。
DRMは身近な所ではiPodの転送用ソフトウェアーのiTunesで購入した音楽にもかけられています。*もっともiTunesはまだ著作権にはうるさくない方で購入した音楽をCDーRに焼いてそれからMP3にすることもできるが*
次世代DVDには前世代DVDのCSSを強化したAACS(Advanced Access Content System)が搭載されていてBlu-ray Disc の場合BD+ といったAACSのキーが破られた場合でもAACSのキーを次々と変えることが出来ます。 (結局いたちごっこになるのは目に見えているのですが・・・ 実際次世代DVDが破られている事が確認されている)
しかしながら日本ではDRMを外す事は改正不正競争防止法に抵触しかねないので注意が必要です。
はじめの話題に戻しますが次世代DVDはすべてFull HD(1920×1080)の解像度で収録されており従来DVDの720×480 (いわゆるSD解像度) とは違います。 更なる違いはHDCPに対応したディスプレイでないと再生すら出来ません。 (裏ワザがあることはあるのですが・・・)
なのでフルスペック ハイビジョン 液晶テレビ でない ハイビジョン 液晶テレビだと(1280×720)の解像度しかないので次世代DVDには完全対応出来ないのです。 (デジタル物を扱った人は大は小を兼ねるというのを痛いほど痛感していると思いますが)
そもそもテレビは2~3年なんかの短期スパンで交換するものではありません。 10年または20年といったスパンで用いられることも稀ではありません。
だからこそ次世代を見据えた選択が「消費者」に迫られるのです。 (他にも液晶テレビに付属している端子の数 例: 光デジタル出力端子等)
かなり話が複雑になってしまったので今回はこのくらいで。 (またこの話題に触れることもあると思います)
と言う訳で今回は
~ 未来はimagine! 現在の続き ~
で、ガンバランスdeダンス
知識が豊富ですね~。
by gakan (2007-12-01 14:17)
gakanさんnice!&コメント真にありがとう御座います!
お褒め頂きましてありがとうございます。 これは、これからの季節年末年始商戦で液晶テレビが間違いなくどこの家電量販店でもにらんでいるものだと思うのです。 その為液晶テレビ購入の際には「気をつけて」という個人的警鐘の意を大きく含んでいます。 (もっともそんなに偉い事を言えた立場ではありませんが(^▽^;))
by ネオ・アッキー (2007-12-01 15:30)